hitorigusa’s blog

漢字で書くと『一人草』好きなことを書く。書き流す。

雑記、映画は面白けりゃいい

アメリカ人は日本映画の本質(日常)を知らないように僕ら日本人もアメリカ映画の本質(日常)を知らない。どんなスペクタブル映画でもそこにある家族との会話とかに日常が潜んでる。だから面白いと思う。アメリカに住んでる人はどんな話し方でどんな家庭でどう学校生活を送っているのか僕らは本当のことを知らない。もちろんその家庭によって違うけど国の空気感はあると思う。ぼくはわからないからアメリカ映画は演技臭く感じないしアメリカの空気感を楽しんでいるという側面もあるのかもしれない。でも映画って本来娯楽であって作り手が伝えたいメッセージを観客がそのまま完璧に受け取れなくていいし取らなくていいはず。(監督とかの意図を推測したり映画の裏話とかは大好き)むしろ感じることの方がいい。映画を見終わったときいい映画だったなぁと思えることが1番いい状態だと思う。ボクは最近理屈っぽくなってきて感じることを忘れてる気がする。そう思うと映画はやっぱいい。理屈が先行する時が多いけど結局面白かった、面白くなかったが1番重要だと思うから。いい映画、面白かったと思える映画は理屈よりも心が先に動く感じがする。ダークナイトでジョーカーがパトカーから身を乗り出しているシーンがあるけどあのシーンの謎の高揚感というか開放感は「考えるな感じろ」というメッセージように思った。(これって考えてね?)完璧にシーンを覚える必要もなく、単純に感動すること、面白いことが重要ではないかと思う。